Mac OS X上でEmacsを使う際に便利な設定
Mac OS X上でEmacs 22.0.50(いわゆるCarbonEmacs)を利用する際に設定しておくと便利な項目について紹介します。
モードラインにバッテリ残量を表示
MacBookやPowerBookなどのラップトップマシンでEmacsを利用している場合は以下の設定を記述することでモードラインにバッテリ残量をパーセント表示することができます。
(display-battery-mode t)
ネットワークロケーションに応じたメールアドレス設定
Mac OS Xはネットワーク設定を「場所」として複数定義して切り替えることができます。これを利用して、Emacs起動時に場所に応じた値をuser-mail-addressに設定することで、ChangeLogエントリなどに自動挿入されるメールアドレスを職場と自宅で切り替えたりすることができます。
(defun mac-network-location ()
(shell-command-to-string "scselect 2>&1 | grep '^ ' 2>&1 | grep '*' | cut -f 2 -d '(' | cut -f 1 -d ')'"))
(setq user-mail-address
(cond ((string= (mac-network-location) "Office\n") "foo@example.com")
((string= (mac-network-location) "Automatic\n") "foo@example.org")))
現在の場所の取得にはscselect(8)の出力結果を利用しています。場所に日本語を利用した場合にちゃんと動くかどうかは確認していません。また、Emacsの起動後に場所を切り替えた場合には追随できません。
ウィンドウの透明度を設定する
アクティブなウィンドウとアクティブでないウィンドウの透明度は以下のように設定します。
(setq default-frame-alist
(append (list '(active-alpha . 0.90)
'(inactive-alpha . 0.80)
) default-frame-alist))
ファイル名の濁点・半濁点を化けないようにする
diredなどでファイル名に含まれる日本語の濁点・半濁点が文字化けする問題を解決するために、utf-8m.elをインストールします。
(require 'utf-8m)
(set-file-name-coding-system 'utf-8m)
URLをデフォルトブラウザで開く
以下の設定を記述しておくと、URL文字列上でC-x cを入力した際にそのURLをMac OS Xのデフォルトブラウザで開くことができます。
(setq browse-url-browser-function 'browse-url-generic)
(setq browse-url-generic-program "open")
(global-set-key "\C-xc" 'browse-url-at-point)

